何人かで列を作って自転車で走ると、信号で止まったり、見通しが悪くて減速したり、右折や左折など前の人の急な動きでぶつかりそうになって危ないですよね。そんな時は手信号(ハンドサイン)を使って列の仲間に意思を伝えましょう!
減速の合図
赤信号の手前や、道幅が狭い時、子供が近くに居るとき等、今の速度で危険な場合。
停車の合図
赤信号、一時停止など、止まる前に後ろへ合図をおくる。減速と合わせて使いましょう。
右折の合図
右へ曲がる前に合図を出します。交差点は停車後、二段階右折が原則です。
左折の合図
左折の前に合図を出します。見通しが悪い場合は停車も必要かも知れません。
右へ寄る合図
歩行者が左側をあるいていたり、路上駐車など障害物を避けるために列を右へ寄せます。一番後ろの人は後続の車に対してしっかり示します。
左へ寄る合図
右へ寄った列を、道路左側へ戻るときに出します。
路面に注意
車止めや路面の陥没、落ちている障害物を知らせる為に出します。
どのハンドサインも、とても大切なのでしっかり覚えましょう。
自転車で片手を離す事が怖くてできない場合は、声に出して伝えればOKです♪
減速や、止まる時はブレーキしながらのハンドサインになりがちですから、そんな時は声に出すのが一番安全で早く伝わります!
そして、先頭の人だけではなく列の仲間全員がハンドサインを行うことで、早く後ろまで伝わるだけでなく
列の仲間全員が安全に走るための意識が高まって、まさにチームの一体感が得られてさらに楽しく走れます♪
恥ずかしがらずに、積極的にハンドサインを使って楽しく安全に走りましょう!
声出しも積極的に
ハンドサインよりも早く意思を伝える事が出来るのが、「声出し」です。
ホントに危ない瞬間や、ブレーキを離せない状況では声を出すほうが安全で確実になります。
声出しもハンドサインと合わせて是非覚えてみてください。
前方に歩行者や障害物など危険が予想されるとき・・・・「前ちゅうい~」その後速度を落とすときは「減速~」「ブレーキ~」
後ろから追い越す車を知らせるとき・・・・・・・・・・「後ろくるま~」
対向車を知らせるとき・・・・・・・・・・・・・・・・「前くるま~」「対向車~」「たいこう~」
停車するとき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「とまりま~す」「ブレーキーー!」
トラブルを知らせるとき・・・・・・・・・・・・・・・「パンク~」「落車~」
緊急性を伴うと声も大きくなりがちです。大きな声出しでびっくりすると不用意に急ブレーキなど一番危険な状況になりやすいです。
不用意に急ブレーキや急ハンドルをしないように、声出しも普段から積極的に使うことをお勧めします。